知らないと損する!運動神経が良くなることのメリット5つ | チルコレ

[記事公開日] 2017/10/19
[最終更新日] 2018/03/15 SatoNatsumi

知らないと損する!運動神経が良くなることのメリット5つ

「運動神経がもっと良くなれば、うちの子はサッカーチームでレギュラー入りできるかも」というように、お子さんの運動神経が気になるお父さん・お母さんは多いですよね。
実は、運動神経が良くなることはスポーツが得意になるだけではなく、子どもの身体面・精神面に様々なメリットをもたらすことをご存知ですか?
ここでは、運動神経が良くなることのメリットを解説します。

  • 目次

よく聞く「運動神経」って?

ところで、「運動神経」とは何でしょうか?普通はスポーツを上手にできる能力のことを指すように思われます。実は、広義には「運動機能にかかわる神経」のことをいい、狭義には「骨格筋を支配する神経」のことをいいます(世界大百科事典 第2版)。

つまり、「運動神経」とは、本来はスポーツができる能力を指すのではなく、「運動するために必要な神経」のことをいいます。

「運動神経をよくすること」、言い換えると「運動するために必要な神経を鍛えること」で、どんなメリットがあるのでしょうか?

運動神経が良くなるといいことあるの?

以前は、「スポーツが上手くなる」ことを目指して運動神経を鍛えるのが主流でした。

しかし、今はそれだけではありません。最近の運動生理学・脳科学の研究結果によれば運動神経を鍛えることが、単にスポーツが上手くなる以外にも様々なメリットをもたらすことが明らかになってきました。

運動神経が良くなることのメリット

  • 1. スポーツが上手くなる
  • 2. 体力がつく(筋肉や心肺機能を高めることができる)
  • 3. 学習能力が上がる
  • 4. リラックス効果
  • 5. 自己肯定感が高められる

運動神経が良くなるメリット①スポーツが上手くなる

運動神経が良くなるとスポーツが上手くなることは、以前から知られてきたことです。

運動神経が良くなることで、野球やサッカー、バスケなどのスポーツ少年団に所属している子どもは、そのスポーツが得意になります。その結果、レギュラー入りできたり、主力選手として活躍できたりすると、ますますそのスポーツが面白くなります。

また、陸上(走る・跳ぶ・投げる)や水泳(泳ぐ)など、動きの基礎となる運動を継続して行うと、運動神経が良くなります。その結果、野球やサッカー、バスケットボール等のスポーツのパフォーマンスを高めることができます。

本格的にスポーツを始める前のお子さんであれば、家族で一緒に歩いたり、走ったり、キャッチボールをしたり、プールに行って泳いだり等、運動が楽しいと思える経験を沢山しておくことをおすすめします。

このように、運動が楽しいと思える経験を沢山しておくと、子どもが本格的にスポーツを始めたときに、スポーツが楽しいと思えるようになりますよ。

運動神経が良くなるメリット②体力がつく

2008年に新しい学習指導要領が改訂されて、「脱ゆとり教育」が始まりました。これに伴い、小学校・中学校で学習する内容は、ゆとり教育時代よりも大幅に増えました。したがって、現在の小学校・中学校では、ゆとり教育時代よりも授業時間が大幅に増えています。

このため、ほとんどの公立小学校で、小学校低学年から5時間授業・6時間授業が導入されています。このような長時間授業は特に、小学校低学年の子どもにとって体力を必要とします。また、ワーキングマザーの増加により、放課後に学童で過ごす子どもも多く、小学生の生活は以前と比べて密度が濃いものになっています。

また、小学校高学年になると、クラブ活動、習い事やスポーツ少年団に参加する子どもも多いですし、中学受験を選択するご家庭も多いことでしょう。さらに、中学生になると部活が始まります。そして、中学3年生になれば、いよいよ高校受験の準備が本格化します。中学受験や高校受験は長丁場の体力勝負です。

このように、学校生活は学年が上がるにつれてますます体力が大事になってきます。運動神経を良くすることで体力がつければ、学校生活を円滑に乗り切ることができます。

運動神経が良くなるメリット③学習能力が上がる

ある高校で、1時間目の授業の前に運動を継続的に行うプログラムを実施したところ、生徒の学力が運動プログラム実施前よりも向上したことが明らかになりました(*1)。この場合、運動は有酸素運動が好ましく、運動時に心拍数を最大の75~90%に保つことが重要といわれています。

継続的に運動をして運動神経を刺激することで脳が活性化し、脳のニューロンの数が増加するため、学習能力が高められると推測されます。このように、運動神経を良くすることで、運動機能が高まるだけでなく、脳が刺激されて、学習能力を高めることができるのです。

たとえば、勉強の合間に歩いたり走ったりと運動をすることをおすすめします。勉強の息抜きになるのと、学習効果が高まるとの一石二鳥ですよ。

(*1)なぜ頭のいい人は「運動」が好きなのか?『脳を鍛えるには運動しかない!』

運動神経が良くなるメリット④リラックス効果

継続的に運動をして運動神経を刺激することで、パニック障害、うつ病、注意欠陥障害、ホルモンバランスの乱れなどの症状を緩和させ、場合によっては治癒させる効果があることが明らかになっています(*2)。

特に、小学校高学年や中学生は思春期(第2次性徴期)の真っただ中です。思春期には誰もが、ホルモンバランスの大きな変動を経験します。このホルモンバランスの変化が、思春期の子どもの精神面の不調につながることも多いのです。

また、小学校高学年や中学生の時期は、中学受験や高校受験などのストレスがかかる時期でもあります。小学生や中学生の時期に運動を継続して行うことで、ストレスを緩和でき、思春期で不安定になりがちな子どものこころの緊張を緩和してリラックスさせることができます。

また、小学生や中学生の時期から運動を継続して行うことを習慣づければ、大人になってからも、運動によってストレスを緩和することを習慣づけることができます。たとえば、お子さんが中学受験する予定であれば、家族みんなで継続して運動をしてみるのはどうでしょうか?お子さんをリラックスさせることに加えて、家族の絆も深まりますよ。

(*2)ジョンJ.レイティ(著)「脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方」

運動神経が良くなるメリット⑤自己肯定感が高められる

学校生活では、運動ができる・できないによって、子どもたちの間での評価が変わることも多いものです。

特に小学生・中学生のうちは、運動が得意な子のほうがクラスでの評価が高い傾向があり、一方、運動が苦手なお子さんは、運動が苦手だということで周囲からの評価が低くなり、自信を喪失しやすくなります。

そこで、運動を継続して行って運動神経を良くすることで、周囲からの評価が高くなるだけではなく、自分で努力して運動神経を良くできたことが自信につながり、自己肯定感を高めることができるといわれています(*3)。

子どもの自己肯定感を高めることで、運動だけでなく、勉強や部活やクラブ活動でも積極的に取り組む意欲が出てきますよ。

  (*3) 【書評】『自己肯定感、持っていますか?』(水島広子)

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運動神経がよくなることはメリットばかり!

いかがでしたか?
運動神経が良くなることは、スポーツが上手くなりたい子どもはもちろんのこと、すべての子どもにとってメリットがあるのです。子どもだけではなく、大人であっても、運動神経が良くなることによるメリットがあるのです。

運動神経の発達は、脳の発達を促します。運動神経を良くすることで、体力がつくだけでなく、学習能力が上がり、心身をリラックスさせることができ、自己肯定感を高めることで何事にも意欲的になれるなんて、「運動に勝るものなし」ですね。

そうです。運動習慣は「一生モノ」です。

ぜひ小学生や中学生の間に、継続して運動する習慣を身につけましょう。

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