【完全版】子供の肥満は親のせい!?意外な原因と傾向を徹底解説 | チルコレ

[記事公開日] 2017/10/06
[最終更新日] 2018/06/08 OshitaRisako

【完全版】子供の肥満は親のせい!?意外な原因と傾向を徹底解説

愛情込めて作った料理を、子供がおいしそうに食べてくれたら、ママとしては嬉しいものですよね。でも、子供がお友達よりもぽっちゃりしていたら…親としては少し気になりませんか?子供はまだまだ自分で食事や生活の管理がきちんとできません。

どのくらい太っていたら肥満?親から遺伝するの?どうして太っていたらダメなの?子供の肥満の原因や健康への影響など、大切な子供のために考えてみましょう。

  • 目次

どこからが子供の「肥満」なの?

ぽっちゃりした子供、大人からみると可愛いものです。では、どのくらい太っていると肥満というのでしょう?

子供の肥満の度合いをあらわすものに肥満度というものがあります。実際の体重が、その身長での標準体重からどのくらい離れているかを示すものです。肥満度は次のように計算されます。

肥満度(%)=(体重-標準体重)÷標準体重×100

  肥満度15%以上 20%以上 30%以上 50%以上
幼児 太りぎみ やや太りぎみ 太りすぎ  
学童   軽度肥満 中等度肥満 高度肥満

幼児は母子手帳に身長体重曲線が載っていますので参考にしてくださいね。肥満度のはかり方にはこの他にもいくつか方法があります。

学童以降はこちらのサイトなどで肥満度をチェックしてみてください。

※日本小児内分泌学会

学童用肥満度判定曲線(男子)

学童用肥満度判定曲線(女子)

肥満になる原因で、遺伝の割合ってどれくらい?

背の高い親子にぽっちゃりしている親子。親子の体型って似ていることが多いと思いませんか?一方で「痩せの大食い」「空気を食べても太る」なんて言葉もありますよね。肥満などの体型って遺伝するのでしょうか?

  • 一般的に、両親ともに肥満でない場合は子供の肥満発生率は10%
  • 両親どちらかが肥満である場合は子供の肥満発生率は40~60%
  • 両親ともに肥満である場合は子供の肥満発生率は80%といわれています

肥満細胞という太る原因となる遺伝子も発見されています。

「やっぱり肥満は遺伝しちゃうの!?」

いえいえ、肥満は遺伝や体質だけが原因ではありません

遺伝や体質以上に環境や生活習慣が関係していることが多いのです。

体重は、摂取カロリーが消費カロリーを上回っているときに増えます。

使われなかったエネルギーは脂肪として体に蓄えられるのです。

両親が太っている家庭では、肥満になりやすい生活をしていることも多いのです。ということは、太りやすい体質でも、環境や生活習慣で肥満は予防、改善できるということですね。子供の体重が気になるときは、生活習慣を見直してみることから始めましょう。

年代別!肥満の原因と傾向

子供の肥満は3歳ごろからはじまると言われています。小さいころは「ぽっちゃりしていて可愛い」といわれますが、年齢が上がると「デブ」などと心ない言葉でからかわれることも…。

だんだん自分の体型にコンプレックスを抱くようになるかもしれません. 幼児期、学童期、思春期の年代別に、肥満の傾向や原因をみてみましょう。

幼児期の肥満

赤ちゃんのころにまるまると太っていても、歩けるようになり、活動量が増えるとだんだんスマートになってきますす。

この時期になっても太っているときは、肥満傾向があるかもしれません。

幼児期の肥満は25%が大人の肥満につながるといわれています。

原因としては、食生活や生活習慣、運動不足が考えられます。

偏った食事、菓子パン、おやつ、牛乳、ジュースのとりすぎなど、栄養は足りないのにカロリーが多いといった食生活は肥満のもとですね。

また睡眠不足も成長ホルモンなどのバランスをくずすため、太りやすくなります。

イヤイヤ期も重なって大変な時期ですが、まだまだ親が生活をコントロールできる時期です。

母子手帳の身長体重曲線で肥満度が20%を越えている場合は、まずは生活を見直してみましょう。

学童期の肥満

肥満の兆候があらわれやすいのは学童期です。

とくに10歳~12歳ごろに発生しやすく、学童期の10人に1人が肥満となっています。

また、学童期の肥満の40%が大人の肥満につながるといわれています。

この時期は、不規則な食事や間食、運動不足、睡眠不足など生活が乱れやすい時期です。塾通いや習い事で忙しいうえに、ゲームなどで体を動かすことも少ない子供たち。コンビニやファーストフードでカロリーのとりすぎになりやすい一方で、朝食を食べない子供も増えています。

幼児期と違い、大人がすべて管理できるわけではないので、生活のコントロールが難しくなってきます。また、自分が太っていると自覚ができるようになるのもこの時期です。太っていることが、自信のなさや劣等感につながらないよう注意も必要です。

肥満について子供と一緒に考えながら、生活改善にとりくみましょう。

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思春期の肥満

思春期の肥満は70%が大人の肥満につながるといわれています。なかなかショックな数字ですね。

この時期の肥満は、幼児期、学童期からの肥満をひきずっていることが多いものです。

思春期は体格が形成されてしまい、肥満になりやすい生活習慣が定着してしまいます。そのため、なかなか肥満を解消することができません。この時期の肥満は高脂血症や糖尿病など生活習慣病につながるといわれています。

さらに太っていることが、いじめの対象になったり、無理なダイエットから拒食症過食症になることも…もしかしたら普通の生活ができなくなるかもしれません。

思春期になれば親の口出しを嫌がるようになり、親がしてあげられることは限られてきます。

中学生で肥満の傾向があれば、家庭での食生活の見直し、健康管理の必要性を気づかせるなど、真剣に対策を考えましょう。

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今の生活は成長後の健康に影響あり!

肥満はさまざまな病気の原因になります。とくに怖いのが糖尿病高脂血症高血圧などの生活習慣病。これらは動脈硬化をひきおこし、心筋梗塞や脳卒中などの原因となるのです。今まで大人の病気といわれていた生活習慣病が、子供にも増えていることがわかってきました。

子供でも肥満の状態が続くと、内臓脂肪がたまり動脈硬化がすすみます。

子供の肥満は悪循環におちいりやすいものです。

幼児期、学童期、思春期と肥満の状態が長くなるほど、肥満を解消することも難しくなるのです。将来、生活習慣病などで命を落としかねません。大切な子供のためにも、肥満はできるだけ早いうちに予防と治療を考えたいですね。

だからといって成長期の子供にとって、無理なダイエットは禁物です。

あまりにも体重が多い、増え方が止まらない場合は、医療機関に相談してみましょう。

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