【女子小学生向け】成長期を迎える子供のためのダイエット注意点まとめ | チルコレ

[記事公開日] 2018/01/08
[最終更新日] 2018/01/15 Tatsuo

【女子小学生向け】成長期を迎える子供のためのダイエット注意点まとめ

最近では「モデルのような体型」という価値観が小学生にまで広まり、子供たちは体型に敏感です。成長期のさなかにある小学生、中でも性的にも大きな変化を迎える女子が行うダイエットのリスク、そして健康的にダイエットする方法ご紹介します。

  • 目次

女子小学生の肥満とは

文部科学省の平成27年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、幼稚園から高校までの肥満傾向児の出現率の推移は「年齢層によりばらつきはあるが、平成18年度以降おおむね減少傾向である」とあります。

それにもかかわらず子供たちの間で肥満やダイエットが話題になっているのは、本当は健康的な数値なのに肥満だと思い込んでいるケースも少なくないと考えられます。

けれど同時に、小学生にもメタボ基準が設けられ成人病予備軍といわれる子供も増えていることを考えると、本当に肥満の子どもは深刻な状態にあるということでもあります。

まず、本当に肥満と判断される子供は対処の必要性を正しく理解し、医師や専門家の指導の下で安全に体重管理することが推奨されます。

しかしここで問題にしたいのは、肥満でもないのにダイエットが必要だと思い込み、無理な食事制限などに走ってしまう子供たちです。

特に女子は小さなうちから体型や見た目に関する言葉にさらされがちです。

「 最近太った?」などといった友達の何気ない言葉が、無理なダイエットのキッカケになることもあるほど、小学生女子の間では大人が思う以上に「痩せた・太った」が重視されていたりします。

子供のうちは考え方が一面的になりやすいため、とにかく「痩せていれば良い」「痩せていればきれい」という一律の考えに縛られがちです。

けれども、小学生は不要なダイエットがどのようなリスクをもたらすかについてまでは思いが至らないものです。安易にダイエットを始める前に、知っておいて欲しいリスクについてご紹介したいと思います。

小学生ダイエットのリスク

女子の場合、平均身長は小学校の6年間で31.2cm伸びます。

中学校の3年間で4.7cm、高校の3年間では0.8cmの伸びに留まるのに比べると、小学校時代はいかに身長が急激に伸びる時期かが分かります。

そのような大切な時期に取るべき食事を制限したり、偏った栄養バランスを続けることがどれほどの影響を及ぼすか、想像するのは簡単ですよね。

体重であればいつでもある程度のコントロールが可能ですが、身長は成長期を逃してしまったら伸ばすことはできません。

小学生のうちのダイエットは、生涯に及ぶそんなリスクがあるということをしっかり覚えていて欲しいと思います。

でも、身長は6年をかけて徐々に伸びていくものですので、すぐには影響に気付かないかもしれません。無理なダイエットを続けた場合、真っ先に気付くのは免疫力の低下です。

疲れやすくなる、風邪を引きやすくなる、体調を崩しやすくなるなど、免疫力低下のサインは比較的すぐに現れます。

睡眠は取れているのに頻繁に疲れを訴えるようであれば、食事に問題がないかチェックしてみるとよいでしょう。

食事に問題があったなら、年齢に応じた量と栄養バランスに改善しましょう。この段階なら元気を取り返すのは難しくなりません。

しかし、ここでサインを見逃してしまうと取り返すのが難しくなるどころか、取り返しがきかなくなる可能性も出てきてしまいます。

女子の場合、対処が遅れると月経異常と将来的な不妊のリスク、そして摂食障害などに発展する可能性があります。

ダイエットの情報が簡単に入ってくる時代、誰もがダイエットをしているように錯覚しがちです。

軽い気持ちで始めたダイエットが実は不要なものであった場合、どんな結果になる可能性があるのか親がしっかり理解し、ダイエットの要・不要を判断してあげてください。

ダイエットをしたい子供との向き合い方

もし、子供が肥満傾向にある場合であれば、本格的な肥満と判断されるまで手をこまねいている必要はありません。

肥満の度合いが小さいほど簡単かつ安全に対処することが可能です。その場合は是非、生活改善などで早く穏やかに肥満解消の手を打ってあげましょう。

一番効果があるのは食事です。

カロリーの多いスナックや清涼飲料水の摂取量が目立つということはありませんか? 大人と違い、胃袋の小さい子供にはおやつが必要です。

おやつをなくす必要はありませんが、おやつの中身を油や砂糖の少ないものに置きかえてみてください。忙しい子供ほど食事を簡便に済ませようとしてバランスの悪い食事に偏りがちです。

すべての食事を健康的なものに変えようとするのは親にとっても負担ですし、続かないようでは意味がありません。まずは一週間のうち一食でも二食でも多く健康的な食事を与えるように心がけてみてください。

睡眠は年齢に応じた時間を確保できていますか? 登校に合わせて起床時間が決まっている子供たちは、就寝が遅くなると睡眠の量が単純に減ってしまいます。

睡眠時間が減ると、一日の活動と食事スケジュールに影響が及んできます。朝ごはんを抜く、寝る前にお腹が空くなど、睡眠不足は不健康な食生活に直結します。

食生活を正そうとするなら、適正な睡眠スケジュールとセットで考えることが必要だということは意外と知られていないようです。「食事」「睡眠」という生活のベースが整ったら、積極的に加えていきたいのが「運動」です。

文部科学省の「平成25年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」によれば、73%強の小学生女子(小学生男子では45%強)において一日あたりの運動時間が60分未満となっています。

小学生であれば体を動かして遊ぶ時間を増やすのが理想ですが、休日に体を動かす機会を作ってあげるだけでも、長期的に見て違いが出てくるものです

小学生に過度なダイエットは不要!


体が作られる時期である小学生には、そもそも過度なダイエットは必要ありません。

体が大きく変化する時期ですので、正しい食事を摂り、子供らしい規則的な生活をしていれば、体が自然にバランスをとって成長してくれます。

誤ったダイエットの情報や判断によって、そのような自然な成長を邪魔しないようにするといった視点も大事です。

もし子供が周囲のちょっとした言葉などからダイエットを気にするようになったら、きちんと耳を傾けて本当に必要なのかどうか話し合ってあげてください。

子供が単なるイメージにとらわれているようであれば、客観的な数値を出して説明してあげるのも良いでしょう。

子供のときに安易に行った「要らぬダイエット」で、一生後悔させることのないように・・・。

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