いつまで思春期ニキビと言う?いつ治る?子供のニキビに対する不安をここで解消しましょう | チルコレ

[記事公開日] 2017/12/20
[最終更新日] 2018/02/15 SatoKaede

いつまで思春期ニキビと言う?いつ治る?子供のニキビに対する不安をここで解消しましょう

思春期ニキビは人口の90%以上の人が経験します。

しかし、子供にとっては大きな悩みの種になりかねません。いつ治るのか不安に思うこともありますよね。思春期ニキビを正しく理解して、そんな不安を解消しましょう。

  • 目次

思春期ニキビの定義って?

思春期という言葉は普段良く使いますが、その定義について改めて確認してみましょう。

思春期とは一般的に中学生から高校生の間、13歳~19歳ごろを指すことが多いですが、医学的には第二次性徴の始まりから性成熟までの段階を思春期といいます。

この第二次性徴とは、生物学的にいうところの身体的特徴のうち、性器以外の体の各部分にみられる男女の特徴のことをいいます。成長には個人差がありますが、だいたい女子は9歳、男子は11歳ごろから第二次性徴が出現します。

女の子は女性らしい男の子は男性らしい体型になっていきます。そして、第二次性徴の完成をもって、思春期が終わります。個人差はありますが、だいたい18歳ごろです。

この思春期の間に第二次性徴出現の影響によってできるニキビを思春期ニキビといいます。

思春期は小学生の高学年ごろから始まることが多いですが、自分の子供がいつから始まるか気になりますよね。思春期の始まりは身長の成長曲線を書くことでだいたいわかります。男の子は成長曲線が上向きになってきた変曲点、女の子は変曲点より6か月後の時点がほぼ思春期開始時期となります。(※1)

(※1) ファイザー株式会社 成長曲線

思春期ニキビと大人ニキビの違い

ニキビの種類は大きく分けると思春期ニキビと大人ニキビの二つがあります。これらは原因やできる場所に違いがあります。

思春期ニキビ

1. 原因

思春期には、ホルモンバランスが大きく変化し、女性ホルモンや男性ホルモンなどの性ホルモン、成長ホルモンの分泌量が急激に増加します。

男の子は男性ホルモンのアンドロゲンが男性ホルモンを増やすことで、皮脂腺を刺激し、皮脂分泌が活発になります。そして、皮脂分泌量が急激に増えることで、排出しきれずに残った皮脂が古い角質などと混ざって毛穴をつまらせ、ニキビができてしまいます。

女の子は大きく分けて二種類ある女性ホルモンのうち、プロゲステロンが皮脂の分泌を活発化させることでニキビができてしまいます。さらに、つまった毛穴の中でアクネ菌が増殖することで赤い炎症性のニキビになることもあります。

2.  できやすい場所

性ホルモン、成長ホルモンの分泌量が増える影響でできる思春期ニキビは皮脂の多い、おでこから鼻にかけてのTゾーンにポツポツとできることが多いです。また、こめかみや頬骨のあたりなども皮脂腺が多い部分なのでできやすいです。

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3. 改善するには

思春期ニキビは第二次性徴の出現によるホルモンバランスの変化が原因なので、思春期が終わる18歳ごろになれば自然と治まっていきます。

しかし、思春期ニキビとはいえ炎症を起こしてしまうことも多く、放置するとニキビ跡になってしまうため、治療することが望ましいです。ニキビ跡を残さずにきれいな状態で治すには、軽症である早い時期に炎症を抑えて、ニキビができにくい肌、正常な状態の肌を維持することが大切です。

思春期ニキビは人口の90%の方が経験すると言われている、よくある皮膚トラブルの一つです。けれども、一過性の思春期ニキビが慢性化することによって、思春期ニキビが治らないというケースがあるのです。

大人ニキビ

1. 原因

大人ニキビはホルモンバランスの変化が原因の一つとなっています。

ひとつには生理周期の影響によるホルモンバランスの変化があります。また、寝不足や環境の変化などによる肉体的、精神的ストレスがホルモンバランスの崩れにつながります。これらによって、男性ホルモンの働きが優勢になり、皮脂が過剰に分泌され、大人ニキビができてしまうのです。

また、新たな見解として、その男性ホルモンの増加によって、天然保湿因子であるNMFが減少し、角層内の水分が失われることが根本的な原因ともいわれています。

水分量が減少し、肌のバリア機能が低下することによって、肌の乾燥、角質の肥厚や皮脂の過剰分泌と酸化、さらにはアクネ菌の繁殖といった大人ニキビにつながっているというのです。

そして、原因はそれだけではありません。ターンオーバーの乱れによって、皮膚の生まれ変わりが起こらない、角質がたまる、角質が硬くなることや、化粧品や洗顔料などの洗い残しによる毛穴詰まりが原因となり、大人ニキビができてしまうこともあります。

2. できやすい場所

大人ニキビは皮脂の少ないUゾーンと呼ばれる、頬から顎のフェイスラインを中心にできます。ホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンの働きが優勢になることで出来る大人ニキビは、男性の髭が濃く生える場所にニキビが多くできる特徴があります。そのほか、顔以外では肩などの皮脂が少なく、体毛のある部分にもできるのが特徴です。

3. 改善するには

大人ニキビは原因も様々あるように、多くの場合、なかなか治らずに繰り返してしまいます。原因となるストレスを軽減させるために生活習慣を見直しつつ、肌の状態を確認し、適切なスキンケアを行いましょう。そして、炎症が進んでしまった赤ニキビは肌のケアだけでは根治は難しいので、病院へ行き治療を受けるようにしましょう。

子供の思春期ニキビができたらまず親がすることは?

まず、思春期ニキビについての正しい情報を教えてあげることが大事です。

そして、思春期ニキビは一過性のものであっても、間違ったスキンケアによって慢性化してしまう恐れがあることを伝えましょう。

思春期ニキビは中学生や高校生の時期にできてくるので、一過性のものとわかっていても今すぐ治ってほしいと強く思うがため、洗顔のやり過ぎや過剰なスキンケアによって、それがかえってニキビの原因につながっていることも少なくありません。思春期ニキビであっても慢性化している場合や悪化している場合は放置しないことが大切です。

そして、そのような過剰な行動をしてしまう背景に思春期ニキビが本人にとって深刻な悩みとなっていないかどうか注意する必要があります。もしそのような場合は、早期にニキビ治療を得意とする皮膚科やニキビ専門クリニックを受診してみましょう。

これまで、思春期ニキビは生理的現象として軽視され、皮膚疾患としての認識が十分ではなかったとして、日本皮膚科学会が治療ガイドラインを制定しています。(※2)

(※2)日本皮膚科学会

子供に伝えておくべき思春期ニキビの知識は?

思春期ニキビが出来てしまう原因は体の成長に伴うホルモンバランスの変化にありますので、一過性のものです。しかし、何もしなくても大人になれば治る状態にするには、思春期ニキビを慢性化させないこと、悪化させないことが重要です。

そのために、肌を正常な状態に保つことが必要になってきます。正常な状態であれば、薬や皮膚科で治療する場合もその効果を有効にしてくれます。

正常な状態の肌とは?

正常な状態の肌とは肌の新陳代謝、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが遅すぎず、早すぎず行われている状態により作られた肌のことです。

ターンオーバーが遅い場合は、角質がたまる、肌がくすんでいる、薄皮を重ねたようなごわつきが出るといった症状があります。

また、傷跡も治りにくいです。逆に顔の洗いすぎや、角質ケアばかりしているとターンオーバーが早まり、完成されていない未熟な細胞が表面に押し上げられてしまい、ゴワゴワしている状態になってしまいます。そうすると、水分を保持することが難しく、乾燥してしまい、その乾燥から肌を守るために皮脂が多く分泌され、ニキビになってしまうという悪循環が起こります。

昨今、ニキビが治る方法が色々紹介されていますが、まずは現在の自分の肌質や肌の状態を確認し、もし肌の状態に問題がある、もしくはわからない場合は専門医に相談し、正常な状態の肌を獲得しましょう。正常な状態の肌を理解して、思春期ニキビがきちんと終わる肌にしよう。

こちらの記事にお勧めの化粧水を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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