お子さんの思春期ニキビは炎症を起こしていませんか? | チルコレ

[記事公開日] 2018/02/21
[最終更新日] 2018/02/22 jottasuke

お子さんの思春期ニキビは炎症を起こしていませんか?

赤く腫れたニキビは、見ていて痛々しいものです。炎症を起こしたニキビは、ニキビ跡になる可能性も高くなるので、炎症が起きる前にきちんとケアをして、悪化するのを防ぎましょう。ここではニキビの正しいケアの方法をお伝えします。

  • 目次

ニキビは皮膚の病気ってご存知ですか?

皆さんは、ニキビにどんなイメージを持っていますか?
中には「青春のシンボル」や「放っておいても治る一時的なもの」というイメージを持っている親御さんもいるのではないでしょうか?

思春期になると、二次性徴に伴うホルモンバランスのゆらぎから皮脂の分泌が盛んになり、ニキビができやすくなります。

ある程度ニキビができるのは、お子さんの体が順調に発育してる証拠なので、仕方がない部分もありますが、「そのうち治る」と放置するのはおすすめしません。

というのも、ニキビは立派な皮膚の病気だからです。
ニキビは別名「尋常性ざ瘡」といいます。

「自分は自然に治ったから」「一時的なものだから」とニキビを放っておくと、慢性化・重症化する可能性があります。

お子さんがニキビを気にし始めたら、最も身近にいる大人として、正しいニキビケアの方法を教えてあげてください。

早めのケアで進行を防ぐのが重要です

ニキビは、悪化すると炎症が強くなり、肌の深い部分にまでダメージが及んでしまいます。
肌の深い部分にまでダメージが及ぶと、赤みや色素沈着、クレーターのような凹凸といったニキビ跡になる可能性が高くなるので、悪化させないことが大切です。

ニキビは、白・黒・赤・黄・紫の順に悪化していきます。

白ニキビ

白ニキビは、皮脂によって毛穴が詰まっている状態です。
まだこの段階では炎症は起きていません。腫れや痛みもありません。

黒ニキビ

白ニキビが進行すると、黒ニキビになります。

黒ニキビは、毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒くなっている状態です。黒くなっているため目立ちやすいのが特徴です。

この段階でも炎症は起きておらず、痛みや腫れなどは見られません。

赤ニキビ

詰まった毛穴の中で細菌が増えると、炎症が起きて赤ニキビになります。
赤く腫れ、人によっては痛みや熱感を感じます。

黄ニキビ

赤ニキビが進行し、化膿してしまったニキビが黄ニキビです。
ニキビの原因となるアクネ菌だけでなく、黄色ブドウ球菌などにも感染しており、強い腫れや痛みを感じます。

紫ニキビ

ニキビの炎症によるダメージが肌の深い部分にまで及んでしまったのが紫ニキビです。
触るとしこりのようになっており、痛みがあります。

紫ニキビになってしまった場合、市販の薬などで治すのは困難です。また、ニキビ跡になる可能性も高いので、早めに皮膚科を受診しましょう。

ニキビは放っておくとあっという間に進行します。
重症化すればするほど治るまでにかかる時間が長くなるだけでなく、ニキビ跡になる可能性も高くなるので、早め早めにケアをしてニキビの進行を防ぎましょう。

炎症を起こしていない白・黒ニキビ

炎症を起こしていない白ニキビ・黒ニキビは、自宅でも比較的簡単にケアができます。

まだ初期段階のニキビなので、この段階でしっかりとケアできれば腫れたりニキビ跡になったりすることはまずありません。

白ニキビや黒ニキビを改善するには、「アクネプッシャー(面皰圧出器)」を使って毛穴に詰まっている皮脂を取り除くのが効果的です。
この時、使用するアクネプッシャーは十分に消毒しておきましょう。

もしアクネプッシャーが無い場合や、充分に消毒ができない場合は、個包装になった滅菌済みの綿棒を使ってください。

綿棒を2本使って優しく毛穴を両側から押し、詰まっている皮脂を取り除けば完了です。

皮脂を取り除いた毛穴は広がっているので、雑菌が入り込まないようニキビ用の塗り薬を塗っておきましょう。

間違っても爪や毛抜きなどで潰してはいけません。
もしお子さんがニキビを潰そうとしていたら、ストップさせてください。

私たちの手にはたくさんの雑菌が付いています。
爪などでニキビを潰すと、潰したところから手の雑菌が入り込み、ニキビが悪化してしまう可能性があるのです。

また、毛抜きなども意外と不衛生なものです。

ニキビは悪化すればしただけニキビ跡になる可能性が高くなります。
お子さんの肌にニキビ跡を作らないためにも、爪や毛抜きなどでニキビを潰すことは避けてください。

炎症を起こしている赤・黄ニキビ

腫れてしまった赤ニキビや化膿してしまった黄ニキビは、とにかく刺激しないことが重要です。
間違っても手で潰したりしないようお子さんに言い聞かせてください。

赤ニキビの場合は、まずニキビ用の塗り薬を塗って様子を見ましょう。
熱感や痛みが強い場合は、清潔なガーゼやタオルで包んだ保冷剤で冷やすと、熱感や痛みが少し和らぎます。

3日経っても改善が見られないような場合は、皮膚科を受診して医師の指示に従ってください。

黄色ニキビの場合は、アクネ菌だけでなく黄色ブドウ球菌などにも感染してしまっているので、市販の軟膏や化粧品だけでケアするのは困難です。
皮膚科を受診して、抗生物質や専用の軟膏を処方してもらいましょう。

医師によっては、ホルモンバランスを調整する薬を使用する場合があります。
また、漢方薬などが処方される場合があります。

いずれの場合も専門医の指示に従ってニキビを治療しましょう。

思春期ニキビのポイントは「洗顔」「保湿」

思春期ニキビができるのは、ある程度仕方がない部分もあります。しかし、悪化させないためには日々のスキンケアが大切です。

お子さんの思春期ニキビが気になり始めたら、一度親子で正しいスキンケアの方法をおさらいしましょう。

1日2回を目安に、ニキビ肌用の洗顔料を使って優しく洗顔してください。熱いお湯や冷たい水ではなく、人肌程度のぬるま湯を使用するのがポイントです。

洗顔後はしっかりと保湿をして、余分な皮脂の分泌を抑えましょう。
肌に十分な潤いを与えることで、皮脂の過剰分泌を防ぐことができます。

ニキビは悪化するとニキビ跡になり、コンプレックスの元になってしまうことも考えられる皮膚の病気です。
お子さんの健やかな肌を守るためにも、まずは身近な大人である親御さんがニキビケアの正しい知識を手に入れましょう。

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